
By: David Masters
[/box] 私は自分自身がワキガであると気がついたのは、中学生頃です。それ以前にも夏のワキ汗やニオイはある程度知っていましたが、人よりもニオイがきついとの自覚はありませんでした。
汗のニオイを抑える制汗スプレーを使用してもニオイが消えないことがわかった時、自分がワキガであることを知りました。同時にほかの人は自分ほどのニオイがないこともわかり、とてもショックを受けました。
ニオイの程度は、重度の状態のようでした。これは、後で皮膚科を受診した時に診断された内容です。
夏場などは、汗をかいた時にウェットティッシュなどで拭き取ると、その時はニオイを抑えることができるのですが、その後すぐにじんわり汗をかいてしまい、ニオイが出てしまいます。
一番困った事は、周囲の人にニオイが気つかれるのではないかということです。
夏場などに腕を上げていると、ワキガのニオイが自分でも確認できるほどなので、近くに人がいる場合はニオイのことがとても気になりました。
交際している人には、特に注意していました。ワキガが本当にコンプレックスで、つきあっている人にワキガのことを気付かれたら嫌われるのではないかと思い、細心の注意をしていましたので、精神的に疲れることもありました。
注意はしていても、どうしてもニオイがしてしまうこともあり、周りの人に気付かれたこともあります。その時は、本当につらかったです。ワキガだとわかったすぐ後から、どうしたらニオイを少なくしたり、消したりすることができるのかさまざまな方法を試してみました。
初めは普通の制汗スプレーやロールオンタイプのものを使用しましたが、これらはあまり効き目がなかったです。クリームタイプのものは、少し効き目が感じられました。
肌に密着するタイプのほうが、汗に流れにくく効果が持続するように思いました。
次に試したのが、ミョウバン水でした。これは有名な皮膚科の先生が薦めていた方法で、確かに効き目があるように思いました。ミョウバン水は効果があるのですが、汗をかいているうちに流れてしまい、持続性がなかったです。
わたしの場合はワキガであると同時に、ワキ汗の量がとても多かったので、余計に対応が難しいことがわかりました。その後、海外のワキガ専用クリームを試しました。肌にぴたっと密着するタイプのクリームで、これが一番効果がありました。
ただ使用上の注意が多く、効き目があるぶん強い成分が配合されているようで、この点が少し気になりました。ニオイ対策で一番効果があったのはこのクリームですが、肌への負担を考えた結果、手術でワキガのニオイの原因であるアポクリン線を切除しました。
わたしの場合は毎年夏がくるたびにワキガのニオイで悩むことが嫌だったし、汗を拭いたりニオイ対策をすることに疲れてしまったので手術を選びましたが、手術にはリスクを伴うこともあります。
軽度のワキガで、ワキのお手入れがそれほど負担にならない場合は、手術という選択肢ではなく、自分に合ったニオイ対策をするほうがいい場合もあります。
わたしの選んだ手術は、ワキを3センチほど切開し、目で確認しながらワキガのニオイの原因である汗線を切除する方法で、再発しにくい手術だと言われていますが、傷が残り、術後の生活に多少支障があります。
片方ずつ手術を受けるのですが、わたしの汗線は「大きく発達している」と担当医から言われました。つまり、ワキガとしては重度のほうだったのです。
わたしの場合は術後の経過が順調で、ワキの汗やニオイが激減し、ほとんど臭いが気にならなくなりましたが、かわりに傷跡は残りました。もともと毛深くてあまりキレイなワキではありませんでしたので、傷はあまり気にならなかったです。
ワキガ手術を受けた後で思うことは、『ワキガ手術を受けておいて良かった!でも、ネットショップで扱われているワキガ専用デオドラントクリームの存在を、もっと早く気づいていたら、もしかすると高額な手術を受けずに済んだかもしれない。』ということです。
手術を受けた後に、クリアネオやラポマインといったワキガ専用デオドラントクリームの存在を知ってしまったのです。
ワキガ手術より圧倒的に低価格なデオドラントクリームで、ワキガ臭が抑えられるなら、手術なんて受ける必要ありません。
結局、高いお金を支払った後なので、今更何も言えませんが、手術とデオドラントクリームを天秤にかけた時に、まず最初に選ぶべきは、低価格なデオドラントクリームだと思います。
それが手術を経験した私からのアドバイスです。